気象メモ〜愛媛の天気とことわざ〜

気象予測の進歩はめざましく便利になりました。しかし、気まぐれな「空の気分」を読むことの楽しさを忘れていませんか。感性豊かな先人の知恵である「天気のことわざ」を気象メモとして、徒然なるままに検証しまとめてみました。日々の暮らしの中で季節感を取り戻しましょう!
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【冬】小寒の氷 大寒にとける

 暦の上で、小寒頃に寒さが厳しければ、大寒頃には寒さもゆるんでくるということ。

 冬期の気温の周期変化をいったもので、北極付近の寒気が南下してシベリアから沿海州や日本海北部に至り、また去っていく周期をいったものです。

 

【あらしやま山荘の石臼に張った氷】

石臼の氷2020

| 07:34 | comments(0) | - |
【秋】波雲がでると天気が変わる

 秋の空は一年中で一番美しい色々な雲が見られます。

 その中でも、薄い透明なさざ波のような雲波雲、または波状雲と呼ばれています。

 この雲は、巻雲や巻層雲でできており、低気圧の前面約1,500km位の所にできます。

 

[あらしやま山荘から見た波雲]

波雲191213

| 15:32 | comments(0) | - |
【秋】月が笠をかぶると雨

 笠は巻層雲や高層雲がかかっている時に、よく見られます。

 これらの雲は、低気圧の前面にできる雲ですから、笠をかぶるということは低気圧が接近していることを意味します。その夜か翌日に雨になる確率は70%位といわれています。

 あらし山では、この翌日に雨が降りました。

 

[三日月の夜(あらし山)]

月の笠

| 15:44 | comments(0) | - |
【秋】鐘声のはっきりと聞こえるは雨近し

 音がハッキリと聞こえるのは、第一に風向きによります。

 音をのせた風が自分の方に吹いてくる時に、一番大きく聞こえます。

 空気中の水蒸気量の増加は音エネルギーを増大させますので、これらが重なって雨を予測したのでしょうね。

 

【了月院の鐘楼(八幡浜市日土町)】

了月院の鐘楼

| 10:15 | comments(0) | - |
【秋】鐘がはっきり聞こえると雨

 大気が不安定になって下層に逆転層ができると、音波はそこで反射して異常に近くハッキリと聞こえることがあります。

 また、気温が上昇したり湿度が増加すると程度に差はありますが、音の伝播速度を増して伝播形態がいつもと異なってきます。

 

【了月院の鐘(八幡浜市日土町)】

了月院の鐘

| 09:56 | comments(0) | - |
【秋】サバ雲がでると雨近し

サバ雲は巻積雲のことです。

低気圧が近づいてくると、温暖前線の先端に巻雲や巻層雲ができます。

その後にサバ雲と呼ばれる巻積雲や高積雲ができ、そして半日くらいで高層雲や乱層雲、層積雲となって雨を降らせます。

 

【鯖の背の模様のように波状になっている】

サバ雲

| 17:46 | comments(0) | - |
【秋】暑さ寒さも彼岸まで

愛媛の秋の彼岸頃の平均気温は、23.4℃位になります。

春の彼岸頃はと言えば、8.9℃位になります。

この差は14.5℃ありますが、暑さや寒さから解放されたという安堵感がわくのは彼岸頃からということです。

曼珠沙華は彼岸花とも言われ、いつも秋の彼岸にあわせたかのように花が咲くのは不思議です。

今年は、秋の気温が高く経過しているせいか例年よりも開花が遅れているようです。

 

【あらし山の清見タンゴールと彼岸花】

彼岸花

| 01:31 | comments(0) | - |
【秋】夕焼けは晴れ、朝焼けは雨

秋の夕焼け鎌をとげ」「秋の朝焼け川を渡るな」などがあります。

夕焼けも朝焼けも”焼け”の現象としては同じものですが、夕焼けは高気圧の前面か圏内で見られます。

朝焼けは移動性高気圧の後面で次の気圧の谷に入る時の現象です。

この日の朝焼けとなり、高気圧の間に前線が発生し南海上にある台風の影響もあって雨となりました。

 

【あらし山の朝焼け】

朝焼け

朝焼けの天気図

| 09:33 | comments(0) | - |
【暦】平成31年季節(新・旧暦)ダイヤグラム

 毎年、旧暦の正月になると作成している「季節ダイヤグラム」の令和元年度版です。

 見方は、外側が新暦の円で、内側の円が今年の旧暦(太陰暦)、さらに内側が標準旧暦の円です。立春及び旧暦の1月から始まり、右側にグルッと翌年の1月まで表示しています。旧暦では、春は1月〜3月夏は4月〜6月秋は7月〜9月冬は10月〜12月です。外側の円は太陽の運行(太陽暦)を、内側の円は月の運行(太陰暦)を表しており、太陽と月の運行のズレがどのようになるかを見ていきます。例えば、立春が過ぎると日差しが多くなりますが、まだまだ外は寒く感じられるように太陽の光と気温にはズレがあります。これが新暦(太陽暦)と旧暦(太陰暦)のズレとなって現れます。

 図-1は、それを季節ダイヤグラムとしたもので平成31年(2019年)版です。

 いままで暖かく春が早いと感じていましたが、これを見ると新暦と旧暦との季節のズレはとても小さく、今年は季節の進行がいつもよりも早く進むようです。

 図-2は、過去5年間の状況を簡単にまとめてみました。季節は、いつもの年よりも早め早めに移ろううですが、冬は早く訪れそうですね。直近では、平成28年のパターンと似ているように思われます。

 このように季節の移り変わりを頭に入れておき、しっかりと目の前の気象を捉えれば何事も備えることができると思いますが・・・。

 

【図-1、令和元年度季節(新・旧暦)ダイヤグラム】

2019年季節ダイヤグラム

【図-2】

2018新旧暦の季節のズレ

 

| 15:11 | comments(0) | - |
【冬】寒雨しばしば至るは麦豊作

 冬は寒ければ麦の徒長もなく適度の雨は分げつを促し、春の豊作を約束するものと言われています。逆に、冬の寒さが不足すると「暖冬に麦不作」となり、また雨が不足すると「冬の空風(からかぜ)、麦の凶作」となります。

 

(平成31年1月29日の裸麦)

2019年1月の麦生育

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